私の使っているバイクGB250クラブマン2型は1987年にリリースされたモデルで、古いという理由でバイクショップにもメンテナンスを断られることがあります。
乗り続けるならある程度のメンテナンスは自分でやる覚悟が必要なバイクです。
今回はメンテンナスの基本「エンジンオイルとオイルフィルターの交換」に必要な部材と交換時期についてまとめておきます。
エンジンオイル交換の時期と必要な部材
オイル交換の時期は走行距離3000kmから5000kmで行います。
私の場合は往復40kmの道のりをバイク通勤しているので、4か月に1回のペースでオイル交換をしています。
オイル
高いオイルを長期間使用するよりも、安いオイルを短期間で交換するほうがエンジンにはよいと考えています。
品質が心配という方にはHonda純正オイルがオススメ、GB250クラブマンの一回のオイル交換に必要な量は1.1リットルから1.3リットルほどです。
1リットル缶を購入するなら量が半端になるので、2回分の3缶ずつ購入されるのが良いと思います。
ジョッキ
このジョッキは200mLごとに目盛りがついているので、半端な分量を入れるときにとても便利です。
ふたとこし網がついているので、オイルに不純物がまじる心配もありません。
ドレンワッシャー
ドレンワッシャーはオイル交換と同時に交換するので、いつでも作業できるように一度にたくさん買って常備しておくようにしています。
ドレンワッシャーをケチるとオイル漏れの原因になるので、古いものを使いまわすことはやめましょう。
オイル廃棄
オイル処理セットを用意しておくと廃オイルを燃えるゴミで処理できます。
赤ちゃんや高齢者用のおむつがあれば代用できます。
ラチェット
GB250のドレンボルトを外すにはラチェットを使いますので、「M12のソケット」と「エクステンションバー」を用意しましょう。
オイルフィルター交換の時期と必要な部材
オイルフィルターの交換はオイル交換2回につき1回行います。
オイルフィルターを交換する場合は、エンジンオイルの準備に加えて次の部材が必要です。
オイルフィルター
オイルフィルターを交換するときは2つのサイズが異なるオーリングも交換する必要があるので、オーリングが付属している商品を購入するのがオススメです。
オイルフィルターのオーリングの交換は毎回必要といわれていますが、私の経験からいうと2年に1回交換すればオイル漏れなどの心配はありません。
オーリングの交換が不要な時はデイトナのオーリングがついていない商品のほうがお値打ちです。
オイルフィルターのオーリング単体で購入が必要なら、バイクショップでHonda純正部品を購入するのが無難です。
- オーリング(大)91302-KF0-003
- オーリング(小)91303-HA0-004
六角レンチ
GB250のオイルフィルターのカバーは5mmの六角ボルトで固定されていますので、5mmの六角レンチの用意を用意しましょう。
なくてもいいけど、あると便利なアイテム
エンジンオイルやオイルフィルターの交換作業の時に、なんだかんだ使っているアイテムたちです。
パーツクリーナー
ドレンボルトが油まみれになるので、パーツクリーナーがあると便利です。
エーゼットのパーツクリーナーはシールチェーンのオイルを落とすのにも使うので常備は必須です。
ウエス
オイルが飛び散るので、古いタオルや雑巾などをなるべく多く用意しておくと便利です。
余分なタオルや雑巾が用意できない場合は、コストコで有名なScotのショップタオルがオススメです。
食器洗い用洗剤
手についたオイルを取るには食器洗い用洗剤が一番取れます。
手荒れを気にしない人は手にパーツクリーナーをかけてから食器洗い洗剤で洗うと簡単にオイル汚れが取れます。
クレンジングオイル
ズボンや上着がエンジンオイルで汚れた場合は、メイク落としやクレンジングオイルで、もみ洗いするときれいになります。
まとめ
私の乗っているGB250クラブマンのような旧車はメンテナンスをサボるとたちまち使えなくなりますので、普通のバイクよりも注意が必要です。
私が行っているエンジンオイル・オイルフィルターの交換時期は次の通りです。
- オイル交換の時期の目安は走行距離3000kmから5000km
- オイルフィルターの交換はオイル交換2回に対して1回
- オイルフィルターのオーリングの交換は2年に1回
B250のメンテナンスは交換するパーツさえ分かっていれば自分でもできるので、一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
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