そのwi-fi安全ですか?フリースポットなどの公衆wi-fiはハッキングされている

コンピューターのお仕事
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以前はパケット代を気にして外ではYouTubeなどの動画サイトを見ないようにしていましたが、今はコンビニエンスストアや病院、ショッピングモールやホテルなどwi-fiを用意している施設が多いのでパケット代を気にせずガンガン使えます。

特に病院は待ち時間が半端ないので、wi-fiが使えないともう地獄です。でもフリースポットと呼ばれる無料の公衆wi-fiは、気を付けていないと思わぬ危険が潜んでいることを知っていますか?

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フリースポットのwi-fi利用に隠れた危険性

How to get free Wi-Fi anywhere

携帯電話会社などの通信網を使っているのと違ってフリースポットのwi-fiの通信を盗聴するのは容易です。

同じwi-fiにつながってさえいれば、そこを通るデータは暗号化されていないのでハッキング用のソフトウエアなどを使えば誰でも簡単に通信の内容を傍受できます

狙われているのはパスワードやメールやSNSの通信内容

wi-fiを盗聴しようとしている人の目的は実はさまざまで、単にお金をだまし取ろうとしている人もいれば、探偵などのプロが特定の人物の通信内容を傍受している場合もあります。

  • 銀行のネットバンキングクレジットカードなどのアカウントIDやパスワード
  • FacebookInstagramTwitterなどSNSアカウントIDやパスワード
  • メールLINE通信内容の傍受と記録

フリースポットのwi-fiを使うときにやってはいけないこと

What to do if your data was leaked

携帯電話会社の通信には、あらかじめ通信料の上限が決められているプランが多くあります。上限に達すると通信制限がかかり、通信速度が遅くなって使い物になりません。

フリースポットなどの公衆wi-fiは外でインターネットを自由に楽しむためには欠かせませんので、次の事柄に注意しながら安全に楽しみたいものです。

管理者が誰だかわからないwi-fiには接続しない

wi-fiにはSSIDという名前(識別子)が必ずついています。安全な接続先には施設名のローマ字表記など管理者を特定できるSSIDの場合が多く、それを目安にして管理者が不明なネットワークにアクセスしないようにしましょう。

パスワードのかかっていないwi-fiに接続しない

悪意をもってwi-fiを盗聴しようとしている人の多くはパスワードのかかっていないwi-fiを狙っていますのでリスクが高いです。パスワードのかかっていないwi-fiへの接続は極力避けましょう

暗号の種類を気にすること

パスワードにはいくつか種類があります。有名なところでWEPやWPAですが、WEPパスワードは本気でwi-fi盗聴しようとしている人にとっては無意味に等しく簡単に突破されてしまいます。

WEPパスワードで接続するwi-fiはパスワードのかかっていないネットワークとほとんど同じと思ってもいいくらいです。

ログインの必要なサイトへアクセスしない

そもそも狙われているのはアカウントIDやパスワードなので、むやみにログインが必要なサイトへアクセスするのは避けましょう

秘密にしたい内容のメッセージの送信は控える

特定の通信を傍受を目的にしているハッカーも存在します。秘密にしたい内容を送受信する場合に公衆wi-fiを使うのは危険です

もっと簡単にフリースポットのwi-fiを安全に使いたい

How to start a Facebook secret conversation

フリースポットは一度登録すると勝手につながってしまう場合もありますし、インターネットを使うたびにいつも気を引き締めていられる人はごくわずかです。

もっと簡単にフリースポットを安全に使いたい人にはVPNというサービスを利用するのもいいと思います。

VPN(Virtual Private Network)とは何か

VPN(Virtual Private Network)とは名前の通り仮想的な専用回線を設けて通信するという意味の日本国外では当たり前に使われているサービスで、無料から有料のものまで多数あります

ネット先進国の中国、韓国、欧米では、ハッキング被害が半端なく多いのでVPNを利用せずにwi-fiに接続するのは「さあハッキングしてください」と言わんばかりです。

日本のVPNは高いし遅い?

「じゃあみんな無料のVPNを使えばいいんじゃない?」と思うかもしれませんが、日本ではサイバー犯罪の危機感が低くVPNなどの対策をしているのは企業が中心です。

個人でVPNを使おうとしても無料のVPNは動作が重くて使いにくく、日本で販売されている有料のVPNは企業向けの高額なものがほとんどでなかなか手が出しにくいです。

個人でVPNを使うなら

個人でVPNを利用するなら下記の広告が有効な手段だと思います。 安いし、速い

NordVPNは個人向けのVPNで長期契約すれば月額3.49ドル(日本円で月額380円くらい)でパソコンやiPhone、 Android 携帯、タブレットを6台まで保護できます。有料のVPNなのでサクサク動きます。

NordVPNは海外の企業ですが、日本語がサポートされているので利用するのに全く問題はありません。

今回のまとめ

How to recognize and protect yourself from riskware

フリースポットなど無料の公衆wi-fiを利用するのは思いのほか大きなリスクをともないます。利用する場合は、今回ご紹介した方法で思わぬ被害から身を守りましょう。

  • 管理者のわからないwi-fiやパスワードのないwi-fiには接続しない
  • フリースポットのwi-fiではむやみにパスワードを入力しない
  • 秘密にしたい通信はフリースポットを利用しない
  • 心配なら有料のVPNを利用する

この記事がお役に立てたら幸いです。

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