こんなお悩みをお持ちではないですか?
- ニュートラルでもクラッチを握らないとセルが回らない
- 走行中にヘッドライトが明滅する
- キーを回してもヘッドライトがつかない時がある
- バッテリーの交換時期には早い気がする
通勤に利用している愛車GB250クラブマンのセルが回りにくくなってきました。
最初はギアをニュートラルに入れた状態でもクラッチを握らないとセルが回らないという現象から始まりました。
そのうちニュートラルに入れてもセルが回らなくなったので、押し掛けでエンジンを始動させましたが、その次には普通にセルが回るという状態です。
最終的にキーを回してもヘッドライトがつかなくなったので、バッテリーが死んだのかと思い電圧を測りましたが12V以上ありました。
結論をいうと「スターターリレー」の交換で解決しましたので、同じ症状で困っている方もいるかと思い記録しておきます。
スターターリレーとはどのような部品?
バッテリーからの電流をセルモーターとライトやプラグなどの電装と切り分ける装置で、スタータースイッチを押した瞬間だけセルモーターに大電流が流れる仕組みです。
オートバイのすべての電装はこの「スターターリレー」を経由していますので、とても重要な部品です。
スターターリレーが設置されている場所はバッテリーのプラス側端子のすぐそばなので、見つけるのはそれほど難しくはありません。
スターターリレーを取り外してみる
スターターリレーを取り外して確認してみると、かなり錆び付いていることが分かります。
赤サビが多くなると電気を通さなくなりますので、ここまでサビついていてはセルが回らなくなるのも納得です。
バイクの伝送はすべてスターターリレーを経由しているので、電圧が十分あるにも関わらず走行中にヘッドライトが明滅していたのも、赤サビによって電気が通りにくくなっていたことが原因と考えられます。
スターターリレーを新品に交換する
汎用の「スターターリレー」はamazonで調達、重要な部品ですが仕組みは単純なので安価で販売されています。
右側がamazonで購入した「スターターリレー」、形も大きさも取り外したものと同じですが、ヒューズは30Aを使用していたので20Aに交換します。
「スターターリレー」にくっついているゴム製のカバーは古いものを流用しないとバイクに取り付けられないので注意してください。
まとめ
「スターターリレー」を新品に交換してから悩んでいた症状がなくなりました。
クラッチを握ることなくセルは回りますし、走行中にヘッドライトが暗くなることもなくなりました。
バッテリーの劣化と症状が似ていたので、バッテリーの電圧が十分にあるにもかかわらず危うく交換するところでした。
GB250のメンテナンスは交換するパーツさえ分かっていれば自分でもできるので、一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
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