中学生になった子供の誕生日プレゼントにTMKB社製の無線メカニカルキーボード【茶軸】GK63をAmazonから購入しました。
結論から言うと思った通りの商品でとても満足しています。
メカニカルキーボードの打鍵感もよく、Bluetooth接続でも体感でわかるほどの遅延はありません。
しかし、この商品には気を付けなければいけない点があると感じましたので、今回は「TMKB社製GK63」の注意点と使い方について書いていこうと思います。
TMKB社製メカニカルキーボードGK63の良かったところ
ゲーミングキーボードの比較記事でも書きましたが、7,000円以内の価格でここまでの機能が盛り込まれた商品は他にありません。
- 茶軸のメカニカルキーボード
- 無線接続と有線接続の両方が使える
- バッテリー内臓なので電池がいらない
- 普通のキーボードと比べてコンパクト
- バックライトがかっこいい
TMKB社製メカニカルキーボードGK63の注意点
このキーボードを使ってみてわかったことですが、次のことには注意が必要です。
- 有線接続時に不具合のような現象がある
- ソフトウェアが同梱されてなく、ダウンロードサイトの案内もない
- メーカーの所在地や連絡先が分かりにくい
これらの注意点については、ちゃんと解決策が見つかっていますので安心してください。
有線接続時に不具合のような現象
Amazonのレビューにも同じようなことが書いてありますが、有線接続時に「ああsだsだsだsだsだsだsだあああ」などと押していないキーが連続で入力され続けるというものです。
私も有線で接続したときに同じ現象が起きましたが、有線接続切り替えキー「Fn + R」ボタンを押すことで不具合が解消されました。
このキーボードには有線接続と無線接続を切り替える機能が備わっていて、Amazonの紹介記事ではケーブルをつなげるだけで自動的に切り替わると書いてありましたが、どうやら手動で切り替える必要があるようです。
Bluetoothで接続する前に有線接続を試しましたが、なにも反応しませんでしたが切り替えスイッチ「Fn+R」を押せば使えるようになるようです。
同じような現象が現れた場合は、返品する前に「Fn + R」ボタンを試してみてください。
ソフトウェアのダウンロード先
このキーボードにはページ数は少ないながら日本語で書かれたマニュアルが同梱されています。
しかし存在するはずのソフトウェアのダウンロード先が書かれてなく、インストールメディアも同梱されていません。
調べたところメーカーTMKB社のホームページからソフトウェアがダウンロードできますので、リンクを張っておきます。
中国のメーカーですが、ホームページは日本語で書かれているので安心です。
メーカーTMKB社の所在地と連絡先
Amazonの商品ページからは代理店の情報はあったのですが、メーカーのホームページは探せませんでした。
ソフトウェアのダウンロード先を探していたら、メーカーTMKB社のホームページがわかりました。
所在地や連絡先などもしっかりありましたが、電話では中国語なので連絡するならメールがオススメです。
GK63のマニュアルダウンロード
GK63のマニュアルは同梱されていますが、マニュアルのPDFをアップロードしておきます。
メーカーのホームページからダウンローでできますが、表示が異常に遅いので待ちきれない方はこちらからどうぞ。
メカニカルキーボードGK63の使い方
メカニカルキーボードGK63の固有の操作は次の通りです。
- Bluetooth関連の操作方法
- Winキーロック
- バックライトの変更方法
- インジケーターの見方
使い方はマニュアルを見てもらえば書いてあるのですが、日本語の表現が少々おかしい部分もあるので補足しておきます。
Bluetooth関連の操作方法
キーボードのボタンの組み合わせで、Bluetoothデバイスのペアリングや切り替えなどができます。
アクション | ボタン |
---|---|
Bluetoothのペアリング開始 | Fn + Zを3秒間長押し |
Fn + Xを3秒間長押し | |
Fn + Cを3秒間長押し | |
無線デバイスの切り替え | Fn + Zを短く押す |
Fn + Xを短く押す | |
Fn + Cを短く押す | |
有線接続に切り替え | Fn + Rを短く押す |
Bluetoothのペアリング方法
Bluetoothによる無線接続は初回にペアリングと呼ばれる機器の登録を行う必要があります。
一度ペアリングを行った機器同士は電源さえ入っていれば自動で接続しますし、接続と切断を自由に切り替えることもできます。
「メカニカルキーボードGK63」は「Fn+ Z」を3秒間長押しするとBluetoothのペアリングモードになります。
「Fn+X」,「Fn+C」をそれぞれ「Fn + Z」と同じように3秒間長押しすることで、最大3デバイスまでペアリングができます。
Playstation4にはBluetoothによる無線接続ができませんので、USBケーブルを接続して使いましょう。
無線接続デバイスの切り替え
ペアリングができた後はペアリングを行ったボタン「Fn + Z(X,C)」を短く押すことでデバイスを切り替えることができます。
USBケーブルを接続して「Fn + R」を押すとBluetoothによる無線接続が解除され、有線接続でプレイできますので、遅延が許されないような精密なゲームにも対応できます。
バックライトの変更方法
キーボードの組み合わせでバックライトモード、バックライトの変化のタイミング、明るさの変更ができます。
アクション | ボタン |
---|---|
バックライトモードの切り替え | Fn + /? |
バックライトの変化のタイミングを変更 | 遅く Fn+← |
速く Fn +→ | |
バックライトの明るさの変更 | 明るく Fn+↑ |
暗く Fn + ↓ |
Winキーロック
このキーボードはゲーム中にキーボード左下のWinキーを押してしまうことがないようにWinキーを一時的に無効にできます。
Fn + Winキーを同時に短く押すとWinキーが一時的に無効になり、もう一度同じ操作を行うとWinキーが有効に戻ります。
インジケーターの見方
このキーボードはバックライトの状態で、バッテリー残量やキーロックなどの状態を知らせてくれます。
ちゃんと理解していないとただのバックライトにしか見えないのでインジケーターのみかたは慣れるまで、マウスパットなどの見やすいところにメモしておきましょう。
バッテリーの残量のお知らせ
バッテリーの電力がすくなくなると、「Altキー」と「Rキー」のライトが約1 Hzで赤く点滅しますので、USBケーブルを接続して充電しましょう。
キーボードが正常に充電される場合、「Altキー」が青く「Rキー」がピンクに点灯し続けます。
キーボードが完全に充電されると、「Altキー」と「Rキー」のライトが点灯しなくなり選択しているバックライトモードが再開されます。
Winキーロック有効な状態をお知らせ
Winキーロック状態ではバックライトが青く点灯し、解除されると元に戻ります。
Capsロックが有効な状態をお知らせ
Capsロックとは英文字を大文字に固定する方法のことで、Capsロックを有効にしておけば英数文字をShiftと同時に押さなくても大文字が入力できます。
このキーボードではCapsロックが有効な場合、Winキーロック同様にバックライトが青く点灯し、解除されると元に戻ります。
まとめ
TMKB社製GK63は数少ない7千円以下という低価格で買えるBluetooth接続が可能なメカニカルキーボードです。
基本的には満足して使っていますが、Bluetoothを有効にしたままUSBケーブルを接続して使うと特定の文字が勝手に入力される不具合が生じますので、USBケーブルを接続する場合には「Fn+R」ボタンを押して有線接続モードに切り替える必要があります。
他にもソフトウェアのダウンロード先がわかりにくいとか、メーカーの所在地や連絡先が分かりにくいとかありますが、すべて解決できました。
この記事が同じような悩みをお持ちの方のお役にたてれば幸いです。
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