Webサイトに画像を掲載するときに注意しなければいけないのは写真サイズです。
デジカメやiPhoneで撮影した写真のほとんどの場合、画像サイズが大きすぎるのでそのままではWebへの掲載には向きません。
複数の画像の一括編集には「VIX」というフリーソフトが有名で以前は利用していたのですが、ソフトウェアに脆弱性があるとされ現在では怪しげなサイトでしか掲載されていません。
今回は有名な画像編集ツール「PhotoScape X」を使って複数の画像の一括編集する手順を解説したいと思います。
複数の画像のサイズを一括で変更する手順
PhotoScape Xを起動して上側メニューの「一括編集」をクリックします。
①フォルダーウインドウから画像のあるフォルダを選ぶと、②プレビューウインドウーにフォルダ内の画像がすべて表示されるので、サイズ変更したい画像を③作業ウインドウにドロップして④の一括編集メニューからサイズ変更を選び希望のサイズに修正します。
保存形式を指定できますが、下記の例では保存先を変えずに変更したファイル名に「batch_」を付け加えて保存しています。
一括編集するファイル数によって処理時間は変わりますが、10万程度であれば数秒で終わります。
処理が完了すると下記のようなメッセージが現れるので、エクスプローラーでファイルを確認しましょう。
フォルダ内にファイルが多い場合は右上の検索ウインドウに「batch_」と入力すれば一括編集したファイルだけを表示できます。
画像のプロバディーを確認すると指定した横幅800pxに対して縦横比を維持したまま画像が縮小されていることがわかります。
PhotoScape Xのインストール方法
Windows10の場合は画面右下の検索ボックスに「store」と入力してストアアプリを呼び出します。
ストアアプリが立ち上がったら、右上の検索ボックスに「photoscape」と入力すると一番目に「PhotoScape X」がヒットしますのでクリックして詳細を開きます。
「インストール」ボタンをクリックすれば1分程度でお使いのWindows10にインストールされます。
まとめ
「PhotoScape X」はレイヤーを使うような本格的な画像編集はできませんが、動作が軽く立ち上がりも早いので、ちょっとした画像の編集に便利です。
今回は「PhotoScape X」を使って複数の画像のサイズ変更を行いましたが、このほかにも多くの装飾が複数の画像に対して使えます。
「PhotoScape X」は無料で使えますので、この機会に「Microsoft Store」からダウンロードして使ってみてはいかがでしょうか?
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